風車

風車をみて、はじめて風の形がわかる。鳥をみて、はじめて空に気付くように。

風の形が知りたくて、風車を作った。 風車を見て、風の形を知った。これがアーティストと視聴者の理想の関係だと思う。そうだといい。

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イイ女

ごくごく控えめにいって、「イイ女」とは「新しい女」である。高校生のとき読んだ山田詠美以外で、きっぱりそのように断言している人をぼくは寡聞にして知らないので、勇気をだしてここに大書します。

何故、「イイ女」が「新しい女」なのか。以下にその理路を書く。

端的に言えば、手に入ったものは、もう「欲しいもの」ではないからだ。当たり前だろそんなこと、と言われるかもしれないけれど、「満たされなさ」を経由することでしか人間の欲望は顕在化しない。(お腹が空かなければ、君は食べずに死ぬ。)ならば、「欲しいものが手に入らない」ことが、人間を生へ(あるいは死へと)と駆り立てる原動力なのではないか。未だ寝ていない女性にのみ魅力を感じるのはそのためである。

地図

昨日、いろんな人に音楽理論については否定的であると申し上げたけど、ただ否定していても生産的でないので、何故不要だと思うのか少し考えてみる。理論は事実としてあるだけだ。ならば、理論と豊かな想像力は背馳しないのか。よくわからない。比べたことないからな。

ぼくが当時勉強した和声学習は、毎日、目を開かせるような、ドキドキする体験ではあったけれど、今思うと何かを少しずつ磨耗されていたような気もする。わからない。ただ、音それぞれに意味があることだけはその当時知ったし、作曲においての規矩は、少なくともそのときに学んだ。

そう考えるとメリットはあれど、デメリットなんてない気もするけど、ふとしたときに、自由を繋縛されていることに気付く。さて、音楽理論は不要か。とりあえず出した結論としては、ぼくのような凡人にとっては少なくとも、地図を持っていることに越した事はないということです。

結局さ、スタンスによるんだよね。あと方向音痴のひとは学んだほうがいいかもしれない。すぐ道に迷うから。

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真夜中に真っ青のプールで泳ぐとか、誰もいない動物園に忍び込むとか、そういうのって楽しいけど、なんで男ってこう、無内容で、ロマンチックなことばかり考えるのかねぇ。水銀灯に対して抒情的になるようなやつはこの国じゃモテないのよ。

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