宣言

よく「可愛い女の子スキー!」と笑顔で宣言する女の子がいるけれど、勿論その宣言に異論は全くないのだが、ぼくらの主張は君たちのそれよりも切迫した問題であり、応急を要する心痛であり、引くに引けない聖戦にして、のっぴきならぬ疾苦なんだよ。

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距離

音楽とエロスは目耳を塞いでも情報が入ってくるけれど、本当に聴きたい音や、本当に欲しいエロスとの距離はなかなか縮まらない。しかし、この満たされなさを経由することでしか、生への(あるいは死への)原動力は生まれない。それを知っているからこそ僕らは女の子にフラれ続け、レコードを買い続けるのだ。

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尖閣問題

中国に留学している友人が、昨今、日本人だとわかって嫌な思いをしたことは一度もないと言っていた。プロパガンダか何かしらんが、尖閣問題でエキサイトしてるのは、一部のファナティックな国粋主義者リテラシーのない、知的にかなり問題を抱えている人だけだよ。

中国政府の外交は独善的かもしれない。でもどこの国でも多かれ少なかれ外交というのは独善的なものだし、独善的でない外交は、エゴのない恋愛と同じで論理矛盾だ。そもそも中国の外交は、親日的ではならない”事情”があるのだから、「正しいこと」を強制したら、それはもう「リベラル」ではないよ。

コレクトな立場で、「非寛容」さを批判したその瞬間、自らも「非寛容」に陥るんだよ。正しさというのはいつだって一方的なものだ。可愛い中国人の女の子とデートをする段になれば、みんな必死になって中国の美点を探り出そうとするでしょ。そう考えるだけで随分違った風景が見える。

ところでぼくはだれを批判しているのだろうか。たぶんお腹が空いているだけだ。尖閣問題に定見なんてないけれど、みんなで美味しい中華料理を食べに行ったほうがハッピーだよね。

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老夫婦

「老夫婦」という言葉にはどことなく牧歌的な響きが含まれているのに、「夫婦」だけだと、いささか憂鬱な言葉となる。彼らは少しずつ幸せになっていくのかもしれない。

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浴衣

浴衣マジックとは、浴衣を着た女性が普段よりも魅力的に見える現象ではなく、みんながいそいそと浴衣を着てくるなか、ひとり平然と私服で登場する女性に胸キュンしちゃう事態をそう呼ぶ派。

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リズム

リズムは楽しい。聴衆はいつも一秒先に待ち構えている未来のリズムを既に感じている。打者がボールの軌道を予測するのと同じように、聴衆はリズムの着地点を密やかに待っている。美しい音楽は遡及的に思い出すものではない。未知の記憶を探り当てることなしに音楽からの愉悦は生まれない。

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