おまえのせいだ、という嘘

なんか気持ち悪くないですか?選挙。 ぼくは、メディアにも、為政者にも、手のひらを返したようにさらっと政権をひっくり返しちゃう国民にも怒りを禁じ得ない。まぁ、しっかりぼくも国民だけどさ。 TBSの投票結果ライブ中継の画面の上のほうに、 『選挙への…

飽きない猫

■ まず、 9/11 LIQUID ROOMにて オールナイトのイベントに参加致します。 みんなで遊びに来てください。サタデーナイトだし。 0:00からです。 ガタリ参戦です。 http://www.realtokyo.co.jp/events/view/28840 NGATARI / mophONE / Oba Masahiro / Wada Taka…

客観写生

■ コーラは、飲んだときの満足感よりも、 飲む前の、パッケージによる視覚的な爽快感のほうが何故か気持ちが良い。 意味わかる?わかってくれ。■ 一生懸命、歌詞を書いている。 今度の歌詞は、「リアリティー」について書く。 リアリティーとは、要するに、…

ブタフル

■ 第13回Van Cliburn国際ピアノコンクールで、 全盲のピアニスト、辻井伸行さんが優勝した。記者会見で、インタビュアーが、 「もし一日だけ眼が見えるようになったら何が見たいですか」 と辻井さんに質問をしていた。 なんて愚かなんだろうこのインタビュア…

地図

昨日、いろんな人に音楽理論については否定的であると申し上げたけど、ただ否定していても生産的でないので、何故不要だと思うのか少し考えてみる。理論は事実としてあるだけだ。ならば、理論と豊かな想像力は背馳しないのか。よくわからない。比べたことな…

疾走するグリーンカレー

■ 通学路を家まで疾走する小学生をよく見るんだけど、 なんで小学校の頃って、帰り道にトイレ行きたくなるんだろう? そして、かなり極限状態だった。いつも。■ 晴れの日と雨の日が交互に続く。シーケンシャルに、加速しながら。 年取るとともに、良い天気の…

穴の空かない靴下

■ ぼくは、二億年先に宇宙が消滅すると言われても、そんなことまったく、全然信用しない。 二日後のことにだってカイギテキなのに、暫定的な宇宙なんて想像の域を超えている。人間は恒久的に生きるという(病的なまでの)前提があって、はじめてノーミソに行…

真夜中に真っ青のプールで泳ぐとか、誰もいない動物園に忍び込むとか、そういうのって楽しいけど、なんで男ってこう、無内容で、ロマンチックなことばかり考えるのかねぇ。水銀灯に対して抒情的になるようなやつはこの国じゃモテないのよ。 http://twitter.c…

東洋の音声コロッケ

激務が続きます。そして徹夜を強いらている。 今日は15時間寝たけど。■ フットサルの大会に参加。 東洋のバティストゥータという異名を持つぼくは、大会記録を更新するほどのゴールを量産し、 3000人を越す観客にきゃーきゃー言われる。 というのは前…

パブリックな個人

■ 近美に「コラージュ―切断と再構築による創造」を観に行く。 いつも思うけれど、コラージュはどこか清々しい。 頭のなかにある「他人」の意匠を切り貼りして、おおきな世界地図を作っていく行為は、 実に今的であるし、サンプリング行為それ自体、非常に優…

焚き火宣言

焚き火は法律で禁止されているそうなのだが、四の五の言わず、木を燃べろと、時代がわたしたちに要求する。だから、ジャック・ロンドンに倣い、ぼくらはただ、BUILD A FIREするのである。 しかし、焚き火を創造しうるのは風であるし、焚き火のエンドユーザー…

友情

男女間に友情はあるけれど、そこには必ず性的欲情が内包されている、と書いて、要するに「男性は常にエロい目で女性を見てる」ということ?と非難の十字砲火を浴びそうなので、いや端的に言えばその通りなのだが、何のエクスキューズもなしにそう書くとヘン…

スキップするWeb 2.0

■ 猫の一日は大きくわけて四種類の行動から成り立っている。 ひとつひとつ写真つきで検証したいところだけど、紙数(じゃなくてバイト数)がもったいないので割愛。 箇条書きで記すことにします。わかると思います。 1.無反省に石になる 2.そよ風の研究 3.失…

ミュージック・マヌーヴァー

チャリでさらさら帰路につくも、5歳ぐらいの女の子が突然飛び出してきた。アナーキーな動きって本当に怖い。こういう予測不能な動きをロリータ・アナーキーと名付ける。 むしゃくしゃしたのでミスチルを聴いてやる。こういうのをミュージック・マヌーヴァー…

脳からの逃走

■ ひと括りにしてすまないとは思うけれど、 ぼくは主婦がドーナツ屋さんでドーナツを注意深く吟味している姿が好きではない。 スーパーマーケットで、シンボリックな長ネギを携えて、じゃがいもを点検している主婦の様は好きなのだけれど。 何故だろう。ドー…

半ドン、新年

イナダやワラサがブリの幼魚だったなんて、はじめて知りました。 そういうことって、わりに知らないよね。 イナダもワラサも非常に美味しい魚だと思うけれど、ぼくはブリをあまり好きではない。 明けましておめでとうございます。 年末から体調を崩し、お正…

チューリップは判ってくれない

展示と読書石内都@目黒美術館 サリンジャー戦記@村上春樹×柴田元幸 子どもは判ってくれない@内田樹 ワンピース最新刊ジャック・デリダ@エクリチュールと差異一行とて意味がわからない・・・。 苦役の読書以前に、判読不能、理解は絶無、ロシア語を眺めてい…

ニュートラル、色

10月のレコ発、11月の天国イベントを終える。 備忘のために先月と今月の観たものなど。 10月の国吉亜矢子さん、11月の天国さん、良かった。■丸山直文展 まぁまぁよかった。距離がなくて、ぽつぽつとした調和があって。音楽的っちゃあ音楽的。 ■モーリス・ル…

新譜とショッピングカートとオムツ

永く、苦しいアレンジ―ミックス作業が終わって、マスタリングも無事に完了した。嬉しい。 この作品は掛け値なしに素晴らしい!と言いたいところだけど、 もう5万回ぐらい聴いているから、それが良い出来なのかどうか、判断ができない。 あるいは、想像力の…

とんでもなく暑い。ふざけるんじゃない!酷暑なんてもんじゃないぞこりゃ、くまなくエアコンつけやがれ!と申し立てているのは、ウチのタキタニ(愛猫♀)である。 冷やしタオルとペットボトルを常備するタキタニ。 ■ パソコンを新調しました。旧マシンは購入…

彼らはわたしに―「世界」とはいやなものである

前回の続き…を書こうと思ったけれど、紀行文ばっかりでもアレなので今回は「ここがへんだよ日本人」を書きます。 ぼくは旅先のヨーロッパで日本人を見るたびに何だかスマナイ気持ちになる。(不快にさえなる。)それは彼らがツーリスティックに過ぎるからで…

イタリア@ベネツィア編

帰国しました。ローマのライヴはとても素敵でした。 スタッフの方々、Rivombrosaの皆様、感謝しています。往路、復路それぞれ、上海と北京だったのだけれど、 あの国はスゴいね。まったく。 行きはともかく、帰りは酷い目にあった。ローマ―北京のフライトが…

甘いストーリー

・ヴォルフガング・ティルマンス展 ・横尾忠則展 ・モディリアーニ展■ チャンピオンズ・リーグが終わって、フツーの(朝起きて、夜寝る)生活に戻る。戻したい。■ 食卓備忘録をつづろうと思っていたけれど、あえて食卓を備忘することもあるまい、と、断念。…

私はその日人生に

■ 友人の所属するオーケストラの公演を観にいく。 ブラ1とモーツァルト40番。非常に、邪悪なほどに定番。 管がなんだかで、チェロバスが上手。日本のオケの縮図を見ているような、おそろしく粗末なモーツァルトだったけれど、40番の2楽章は素敵だよ、…

無言の歌

最近、外国旅行記をぺらぺら読んでいて、酷く外国に行きたくなってしまった。 (字面から想起される外国の風景は、ぼくの場合、何故かいつも決まってスーパーマーケットだ。なぜだろう。) でも、とくにそんなエッセイを読まなくても定期的に外国逃避願望が…

幸せの鮮魚

映画『エディット・ピアフ』を観る。モーム・ピアフのサクセスストーリー。作曲家たちがピアフのもとを訪れて、自分の曲を披露し、歌って欲しいと請うシーンがあった。やっぱりさ、作曲なんてのは誰がしたっていいんだよ。歌手ありきのポップソングなんだよ…

少年アナーキー

■ 友人の結婚式に出席。 とても気持ちの良い、心のこもった式だった。 進行役を務めるおねぃさんも、仁王のごとく佇立した御父さん×2も、煙草をぷかぷかふかしながら野次を飛ばす気のいい友人たちも、一様に笑顔だった。 式には諸種のグループが参加してい…

天井のない部屋

ライヴが続きます。ステージでは、程度の差こそあれ、様々な理由でパフォーマンスが変化する。室内の空調や、楽器の質、ライヴの時間帯などが起因して、身体は開放され、また抑制される。(先日のライヴの鍵盤は、決して良質とは言えないものだった。) 多く…

新年

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。■ クリスマスやらお正月やらが、波のように押し寄せる。 それぞれの季節を確認する作業は重要だと思う。 一年を短いスパンで分割すればするほど、 効率よく物事をこなせるし、正確なニッチを持つことができ…

焚き火

寒くなってきました。 先日庭で焚き火をして、焼き芋をつくった。 落ち葉を集めて、煉瓦やらブロックやらを組んでプチかまどを拵えた。 うーむ、火遊びはやっぱり楽しいなー。小学校のころ、よくキャンプに行った。 石を積んで川を塞き止めたり、岩壁を掘っ…