無謬の投票

ネットを見渡す限り、わたしたちの周りには自民を支持する人間は見当たらないので、しきりに選挙の改竄などの陰謀論が持ち上がるけれど、我々はマイノリティーなんだよ、実際。ホントに。恐ろしいことに。
 
当世の不満を「邪悪な政治家たちによって、私たちの正義の志が損なわれてきた」という文脈で語るうちは、何も変わらないと思うよ。だって、政治家たちは、「頭の悪い国民の、愚かな干渉ゆえに、我々の高潔な計画はいつも頓挫する」と信じているんだから。主観的に邪悪な人間なんてどこにもいない。ただ、それぞれの仕方で深く傷ついているだけだ。