夜だから


政権があっちこっち落ち着かず、その権威の飛沫が灰塵となって降り注ぎ、目が霞んだ女子高生がトチ狂って、1Q84買いまくり、売れ行きに憤慨した某宗教団体が、腹いせに、岡田監督を買収し、広告代理店と、山田電気を経由して、やる気のないファンタジスタがフィールドに駆り出された。その戦術に違和感を覚えたちびっ子たちが、集団で高速無料化に遺憾の意を表明している。この国は平和です。
この振幅が日本のいいところ。



9/11 いらしてくれた方、ありがとうございました。
バーカウンターの上に仁王立ちした出演者が怒声をあげながら星条旗を食い破る様は、
非常にファナティックで、またシティー的であった。

嘘です。

いくつかのラウンジがあって、ゆったりと配されたソファーがあり、ブースがあってステージがある。欧州の贅沢なクラブみたいで、とっても居心地の良いスペース。女の子はキュートで、音楽はクールだった。
ぼくらのパフォーマンスは、決して満足の行くものではなかったけれど、ステージを終えてがっくりと肩を落とす我らがボーカリストは、「声帯のドアが開かなかった。夜だから。」と言って、マリブオレンジをごくごく飲んだ。
色気のある言い訳である。

嘘です。(居心地の良さはホントです。)

スタッフのみなさん、誘ってくださったnikさん、出演者の方々、お客さんたち
ハッピー、ありがとうございました。



明け方にリキッドを出て、キーボードを返却し、明け方の曇り空を眺めつつ、(明け方の曇り空なんて、カビの浮いたトマトジュースより最低だ。)埼玉に向かった。山岸さんの作った美味しい朝飯を平らげ、仮眠をとり、9/19のリハーサルをこなし、
東京に戻る。
埼玉の日高は素晴らしかった。



ヒルズ52階のMad Loungeに視察に行った。
レセプションで受け取ったパスと赤い絨毯にまず怯む。
とっても上手な歌い手さんが伸びやかに歌っていた。
雰囲気はシックだったけれど、今度は遊びに行きたいな。
さすがに夜景は美しかった!

ちなみに森美術館は、アイ・ウェイウェイという方の展示をやっていた。
あまり興味が持てない。
というか、森美術館、2,3年前にビル・ヴィオラ展を観にいったとき
隣接した展示場で福山雅治のひどい写真展を大々的にプロモーションしていたのをみて
以来、疎遠である。BUNKAMURAも森美術館もひどいありさまだ。
あと国立新美術館も悲しいぐらい酷い。

ロベールクートラス展とゴーギャン展は行っておきたい。
ゴーギャン、23日までだ。行けるかな。


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エクリ・リレー・コラムが始まりました。
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