イノセントに
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今日もわたしはスーパーマーケットで食材を物色する。
舞茸、林檎、牛乳、鶏肉、茄子、長ネギ、里芋、帆立、伊佐木(白身魚)、かまぼこ、納豆、豆腐、味噌、コーンフレークなどを買う。
レジで憂鬱な顔で会計をしているカップルの籠を覗くと、ポテトチップと缶ビール、それといくつかの惣菜が遠慮がちに放り込まれていた。
ビタミンを摂取せよ、若者たち。
伊佐木と帆立を焼いて、茄子とか長ネギ、かまぼこと舞茸を炒める。
(茄子は横にまるく切らずに、縦長に包丁を入れたほうが絶対に美味しい。)
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先日、高校のときの友人に会った。
美味しいカレー屋さんで昼食をとりながら、二時間ばかり話した
友人は「あの頃はイノセントだった。野球や音楽や友人なんかを選別したりしなかった。」というようなことを、トッピングのパイナップルを食べながら話していた。
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わたしたちのCDジャケットを依頼するために
某鬼才イラストレーターの事務所に行く。
一通り打ち合わせをしたあと、
「あの・・・、ギャラのほうはどうしたらいいでしょうか・・・」とおそるおそる尋ねると、
彼は「ギャラはねぇ・・・もらえないですよ。そのことは心配しないでください。」と言った。
世の中には、名を馳せてもなお、善意と好奇心で生きている人がいるのだ。
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ところで、目のゴミを目脂と呼ぶのは、なんだかポエティックじゃありませんか?鼻に溜まるゴミは鼻糞、耳に溜まるゴミは耳垢、などに比べると。
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家族で温泉に行く。
隔月ぐらいで行きたいもんです。そういう暮らしがしたい。
なんだよ、この幸福そうな顔は。